調理師って儲かるの?
調理師を目指す方にとって、最も気になるポイントが調理師の給料や年収といった稼ぎの部分にあります。
調理師の給料は、地域や務める企業の業態、労働条件などによって異なってきます。
調理師業界は、まず見習いとしてスタートし、その後、メインの調理場を任させることで一人前として認められ、料理長や各レストランの責任者として昇進していく仕組みとなっています。
調理師資格を持っただけでは見習いの立場なので給料は低いままですが、料理長やシェフといった管理職ポジションになると年収は大幅に上がることが一般的です。
年収や給料の高い調理師となるためには、こうした管理職ポジションで働くことを目指すか、オーナーシェフとして自分のお店を開店させることを目指すべきでしょう。
調理師の平均年収
調理師の平均年収は、平成25年の統計で330万円であり平均月収は25万円、平均年齢は43歳となっています。
平均年齢が高い割には平均年収が低いため、一見するとなかなか儲からないような業界に思えます。
調理師業界は、見習い調理師の月給が非常に低いことが一般的であり、入社して3年間程度の見習い期間は、平均年収が13万円から18万円であるため、この期間の見習い調理師が平均年収・平均月収を引き下げていると言えます。
また、この見習い期間のうちに半数程度の調理師が転職や退職しており、生き残るためには厳しい世界だと言えるでしょう。
まだまだ徒弟制度が残る業界であるため、収入や仕事の厳しさで最初の数年は苦労しますが、創造性の高い職業であり管理職や独立開業といった夢も広がるため、やりがいのある職業でもあります。
自分のお店を持つ!
調理師として多くの稼ぎを得るためには、オーナーシェフとして独立開業し自分のお店を持つことが目標となります。
お店を開業し、有名フレンチ・イタリアン・和食のお店として人気が出れば、億を超える年収と社会的知名度を得ることが出来る魅力的な業種です。
自分のお店を持つためには、有名レストランや高級ホテル、洋食なら本場のフランスやイタリアで修行することで、実力や人脈を身につけ、独立開業の際に大きな力を発揮することが出来るようになるでしょう。